活動報告
2022年4月10日 第2975回 例会
令和4年 4月10日(月)京都西ロータリークラブ第2975回 例会が リーガロイヤルホテル京都 朱雀の間にて、リアル+zoomオンラインのハイブリッド形式で開催されました。
まずは月初の国家と「奉仕の理想」を静かに斉唱し、会員誕生日お祝いへと行事を進めました。
スピーチの時間は 産科・婦人科松本クリニック副院長 大西 用子 様をゲストにお迎えし「子宮頚がんそのワクチンの普及」をテーマにお話し頂きました。
現代医学では子宮頚がんの進行プロセス、発症原因となるウイルスの特定はされています。
このウイルスに対し医療予防として適切なのが「子宮頚がんワクチン」で、未性交の女子への投与で最も効果を発揮します。
ただし日本は世界的にも認可、公費化が遅く、さらに一部の副反応が過剰に扱われ、ワクチン普及の動きは残念ながら損われています。
一方で年々発症者の年齢は若年化し、今や20代が最も多く発症率も上がっています。初期は症状が無い為、生理的異常のサインには注意が必要で、早期治療を逃すと(どのガン病でも不安ですが)生殖器官の摘出による若年性の更年期や骨粗しょう症など様々な弊害を追う事になり、総数的には少子化にも影響を及ぼす状況です。
そこで、特に20代女性には予防の啓発として2年に一度の検診やワクチン免疫の付け方、性教育、性感染症の知識を持つ事の大切を、ご家庭で奥さまの健やかな毎日、お子様の成長を守るためにも推奨して頂きました。